メガネレンズ まめ知識  お買い物時の参考にしてください 
マルチ
コート
レンズ度数 レンズ材質 屈折率 非球面レンズ UVカット加工 薄型加工 お手入れと
注意
【マルチコート】 メガネレンズの 反射防止コート
光が レンズの表面や 裏面で 反射して チラチラしたり 、
写真に撮ったときに カラーレンズでも無いのに メガネが暗く写ったり
夜間の 運転などで  車のライトや 街の電灯が 二重にみえたりすることがあります・・・
それらの 乱反射を 抑えてくれるのが 「マルチコート」です (メーカーによって いろいろ呼び方はありますが、)
コート無しのレンズの 光の透過率は 大体、92.0%位ですが、 マルチコートでは 98.5% さらに 最近では 99.0% というものが 増えてきました。
マルチコートコートなし
【レンズ度数】  度が強い、とか 弱い、とか言いますが・・・
「視力」 と混同されることも多いですが、視力と 度数 とは違います、
めがねを掛けて視力が1.0〜1.2くらいになるために どのくらいの レンズが必要か、と言う感じです、
よく 眼鏡控えなどに -1.00Dなどと書かれていますが それがいわゆる‘度数‘です
仮に近視の場合 だいたい 裸眼視力(メガネ無しの時)0.7くらいであれば、度数は-1.00D前後です
裸眼視力0.3くらいだと -2.00D前後、 0.1くらいで -4.00D前後、
数値が大きくなるほど 度が強い、(レンズが厚い)と 言うことになります
裸眼視力が1.2くらいある方は ”0度”という事になります
近視の場合は、凹レンズ(-1.00Dのようにマイナス表示)
遠視、老眼の場合は、凸レンズ(+1.00Dのようにプラス表示)を使います

*厳密には度数とジオプトリー(例:-1.00DのD)とは違いますが、一般的には同じ意味として使用しても差し支えないと思われます
【レンズの材質】 大きく分けて、「ガラス」 「プラスチック」 の2種類が、有ります
プラスチック
現在はこちらの方が主流です
ガラス
昔からよく使われている素材です、
長所
  • 軽い(ガラスの約1/2の比重)
  • 割れにくい
  • カラーが豊富
長所
  • 傷が付きにくい
  • 比較的価格が安い
  • 割と薄い
短所
  • ガラスよりも傷が付きやすい
  • ガラスよりやや厚い
  • 熱に弱い(約50℃以上)
短所
  • 重い
  • 割れやすい
  • カラーが少ない
屈折率】 よく 屈折率1.6とか 言いますが・・・ 
● 屈折率とは、光を曲げる力のことで、 数値が大きいほど、レンズの厚みが 薄くなります。 
  メガネのレンズの場合、 いちばんスタンダードなものは、ガラスで、「1.523」 プラスチックで、「1.50」ですが、
  だんだん視力が落ちてくると、出来上がったメガネのレンズの厚みが 増えてきます、
  そこで、1.6とか、1.7とかの 高屈折率(光を曲げる力の強い)レンズを使用することで
  見栄えの良いきれいなメガネが出来ます。
屈折率 (およそ)
プラスチック
  • 1.50 通常屈折(1.499と表記している場合もあります)
  • 1.57  中屈折(1.56の場合もあります)
  • 1.60  高屈折(このクラスが最近多いです)
  • 1.67  超高屈折(1.66の場合もあります)
  • 1.70  超高屈折(なんと表せば良いのか)
  • 1.74    〃  (プラスチックでは今のところ最高)

S-6.00Dの場合です 同じ度数でもこんなに厚みが違います
ガラス
  • 1.523 
  • 1.601
  • 1.701
  • 1.801
  • 1.900
【非球面レンズ】  正確には、非球面設計 と言いますが・・
メガネのレンズは通常「球面設計」です これはレンズ面が、球の一部を切り取ったような形をしていますが。
「非球面設計」は、レンズの周辺部の、像のゆがみを 取り除くためにさまざまな工夫がしてあります それによって、球面ではなく非球面となり、レンズの厚みも薄くなります、
そのため、同じ屈折率のレンズならば、球面より非球面の方が薄い、と言うことになります。


左、非球面設計のレンズ
右、球面設計のレンズ

レンズ中心部では あまり変わりないですが、
周辺部で 像のゆがみ方が違います
もちろん ゆがまない方が 自然で見やすい

両面非球面、片面非球面、球面の比較
【UVカット加工】
最近では、これが標準装備のレンズも多いです、紫外線から目を守りましょう
UVとは 皆様もご存知と思いますが、「紫外線」のことです 紫外線とは目に見えない青い方の光線です、目に見える部分は
「可視光線」 目に見えない赤い方の光線は「赤外線」と言います。このところ フロンガスなどの影響で 地球のオゾン層の破壊が進み、地表に降り注ぐ紫外線の量が増加していると言われています、

紫外線は、からだに対する(ここでは眼)有害性が数多く指摘されています、 
その紫外線を、99.9%カットするのが、「UVカット加工」 (UV400とも表記されています)です。
紫外線には 以下の3つのタイプがあります。
UV-A 肌を黒くする紫外線、長い間に眼の中の水晶体(眼の中にあるレンズのようなもの)に 吸収され、
白内障の原因の一つになると言われています。通常のレンズではカットできません
UV-B 肌を赤くする紫外線、角膜(眼の表面)の炎症を起こす原因と言われています。通常のレンズでもほとんどカットできます
UV-C オゾン層で吸収され 地表には ほとんど届きません。
             
          
【薄型加工】  
プラスメッツ SS加工 外形指定等
プラスレンズの場合(遠視や老眼鏡などの凸レンズ)レンズの大きさ(口径)が変わるとレンズの中心肉厚も変わってきます
口径が大きい場合→中心肉厚が厚い、  口径が小さい場合→中心肉厚が薄い

これを応用し、お客様の選んだフレームに必要最小限の口径のレンズを特別に製作しますこれを外形指定と呼びます
HOYAのプラスメッツやSEIKOのSS加工は、店頭の計測器でお客様のフレームの情報を読み取り それを直接レンズ工場に送りお客様専用のレンズを製作するものです
レンズの口径が大きいと出来上がりが厚く 重い レンズの口径を小さくする事で 同じ度数でも 中心肉厚が薄くなり 見た目もきれいでなおかつ軽くなります
【お手入れと注意】
●レンズにゴミやほこりが付いた時には、まず水洗いしてください、
その後 メガネ拭きや ティシュペーパーなどでやさしくふき取ってください 空拭きはキズの原因になります

●汚れがひどい場合は 中性洗剤を薄めた液で 軽く洗ってから、水ですすぎ
その後 メガネ拭きや ティシュペーパーなどでやさしくふき取ってください
洗う際、アルカリ系の洗剤(石鹸、ハンドソープ等)は、使用しないで下さい
コート膜が劣化し はがれる原因となります

●雨などで メガネが濡れた時は すぐに メガネ拭きやティッシュペーパーで拭いてください
そのまま放置すると 水のシミが取れなくなります

●汗、ヘアスプレー、化粧品、油、薬剤(カビ取り、浴用、トイレ用、)
アルカリ性や酸性洗剤、などが ついた場合は すぐに水洗いして メガネ拭きやティッシュペーパーで拭いてください
そのままにして置くと レンズにシミが付いて取れなくなったり、コート膜がはがれたりします

●高温(50℃以上)は、レンズのコート膜をいためたり、レンズが変形したりする事があります
熱いお湯でメガネを洗ったり、メガネを掛けてサウナに入ったり、車中にメガネを置いておいたりしないで下さい、
あと、ストーブや、焚き火のそばも、気をつけてください、


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